折り折りの記
V  2002年10月〜

 

2002年11月 24日(日)
天  気;  晴 見出し;  ハーレーダビッドソン

  初冬の穏やかな長崎路をハーレーが連なって走った。昨日、今日とハーレーダビッドソン全国大会が長崎で開催されたのだ。友人夫婦が鹿児島から参加。お揃いのヘルメットで、格好よくブイブイ走らせたようだ。
  友人の連れ合いの宝物はこのハーレー。友人が退職した時に、長年単身赴任で迷惑をかけたからと連れ合いにハーレーをプレゼントしたもの。彼はこの宝物、雨の日は絶対走らないようにして、大切にしているそうである。
お互いに感謝し合って、お互いを大切にしている素敵なご夫婦である。
  それにしてもハーレーのファンって幅広い年齢層なんだね。                                                               

 

2002年10月 7日(月)
天  気;  晴 見出し;  くんち

  「おすわさん」と親しまれている長崎諏訪神社の秋の大祭「くんち」が始まった。
  長崎市中心部の踊町ではそれぞれ7年に一度、諏訪神社に踊りを奉納する。今年は、上町、油屋町、元船町、鍛冶屋町、筑後町が踊の出番町。傘鉾、川船、唐船などの引き回し、じゃ踊りなどが奉納された。特に筑後町の青龍2体、白竜1体が髪を振り乱し独特のじゃ囃子に合わせて金色の玉を追いかける姿は壮観だった。
  
  どちらかというと男の祭りなのだが、なんのなんの女性もしっかり参加している。子どもの手を引いて一緒に行列に参加する若いお母さん、孫の手を引くおばあちゃん。この時とばかり着物を新調するのだそうだ。すごい人は、くんちの3日間それぞれ午前午後と着替えるので、6枚新調する人もいるとか・・・。   また、上町、本踊りの地方さん達が留め袖のまま、会場の石畳みに直に座ったことにも驚いた。着物が傷むだろうに・・・ さすが気っ風の良さを売り物にする長崎人だね。                                                               

 

2002年10月 5日(土)
天  気;  晴 見出し;  黒川温泉

  仕事を持っている女4人、熊本駅で落ち合い黒川温泉に出かけた。
  4人とも仕事に追われる毎日、中でもTさんは全国を駆け回っている女性経営者。たまにはゆっくりしようよということで黒川温泉を選んだ。
  黒川温泉はこの9月、日経新聞の温泉大賞に選ばれた。ちなみに大賞に次ぐ、行って良かった賞は草津温泉、行ってみたい賞は湯布院だった。
  黒川温泉のひなびた雰囲気を出すための町を上げての取り組みが受賞の理由だそうだが、泊まった宿の社長さんの「みやげやさんもこの町で生きていけるように土産物は宿に置いていません」ということばに受賞を納得。
  
  泊まったところは「お宿 のし湯」
  木立の中をくぐっていくと茅葺き屋根の懐かしい風景が出現する。別棟の食事どころは昔の馬小屋を生かして建て替えたものだそうだ。露天風呂で心身を癒し、松茸、栗、銀杏、茄子などをふんだんに使った秋のお料理を満喫。気の置けない友人とのおしゃべりで楽しく、静かな時間を過ごした。
日頃がんばっているんだもの、今日の贅沢はご褒美だと勝手にいいわけをした。                                                               

 

2002年10月 1日(火)
天  気;  晴 見出し;  ダイヤモンドプリンセス号

  何たることか!!三菱重工業長崎造船所が建造していた世界最大級の豪華客船ダイヤモンドプリンセス号が今夕から出火。5時間経った今も燃えている。
  5月に進水式を終え、長崎港に白い巨体を浮かべて、来年7月の完成をめざし船の内部の整備中だった。
  
  落ち込んでいる長崎経済界に追い打ちをかける出来事だ。
  炭坑の閉山、観光の不振、製造業の撤退などで、長崎の有効求人倍率は青森、沖縄に次いで全国3番目に低く、人口流出も続いている。暗い話題ばかりの中で唯一プリンセス号の建造が明るい話題だったのに。
  死傷者がでなかったことが不幸中の幸いだ。                                                               

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