旧大浦教会

      所在地:長崎市南山手町      竣工:元治元年竣工、明治12年改造
 
  日本にある天主堂の中で最古のもので国宝指定、正式名は日本二十六聖殉教者天主堂。この天主堂の歴史的意義は、堂内正面右側の祭壇にあるマリア像で、この像は「かくれキリシタン」とフランス人神父プチジャンとの歴史的対面の仲介となった像。220年もの長い厳しいキリシタン禁制の中で、祈りの言葉、洗礼、キリストの死など正確に伝承されていたことと信仰の強さは当時のヨーロッパでも大ニュースとなったとのこと。