吉原まゆみ議員の請願賛成の討論要旨
 
 請願について不採択とした委員長報告に反対し、請願採択を求めて討論を行います。
 総務教育常任委員会では「知事と唐津市が確認した7項目を守らせることで安全が保たれる」「こんな難しい問題を市民に判断させるのは無理がある」「議会制民主主義が優先」など住民投票に反対の意見が多かったのですが、住民投票によってプルサーマルの是非を確認するという請願の内容は7項目とは別問題です。 また「こんな難しい問題を市民が判断できるのか」というのも13万人の市民を愚弄するものです。請願者がいう「国策といえども玄海原発のプルサーマル計画を実施するかどうかは、私たちと子どもたちの将来を左右する重大な政策選択であり、市民一人ひとりに選択権があるはずです」をご理解ください。
 
 市民に代わって、市長と議会が物事を決める議会制民主主義の私たちは、選挙で選ばれた代理人です。
 その代理人だからこそ、市民に情報を公開し、考えてもらい、住民意思を確認し、住民本位の行政を行うことが民主主義の基本ではないでしょうか。
 
 市民が政策に関心をもつ社会参画を否定するのでなく、議員の活力として生かすことを求め、この請願に議員の皆様方のご賛同をお願いしまして、討論をおわります。