一般質問

<志佐治徳>

漂着ごみ処理に専用焼却炉の設置を

志佐) 塩分を含む漂着ごみの焼却は環境に悪影響をあたえるといわれる。専用の焼却炉施設をつくることを求める。海岸の漂着ごみの量は。

市民環境部長) 清掃センターに搬入された数量は、平成17年度1万80kg、18年度15万3440kg 19年度5万5740kg、20年度2万6920kg、21年度8月末現在で11万8920kg。処理方法は、通常のごみと同じように、焼却と破砕後埋め立て処分している。

志佐) 塩分を含んでいる漂着ごみの焼却で、どんな物質が出るのか。焼却炉への影響は。

市民環境部長) 高温で塩素ガス、低温でダイオキシン類が発生しやすい。大気汚染する。塩素原子はオゾン層を破壊する物質として指摘されている。ダイオキシンは、一般毒性、発がん性、接触毒性など多岐にわたりその影響が懸念されている。焼却炉への影響はこれらの物質の影響はない。高温になりすぎると炉を傷めるといわれている。

志佐) 専用の焼却炉の考えは。

市民環境部長) 調査をした。全国で設置されたところはない。九州産業技術センターに聞いたら、海水塩分だけでの環境への影響は高温焼却施設では、ダイオキシン類の発生は少ない。また、煤煙フィルターで塩素ガスを吸着しているので影響は考えにくい。

 専用焼却炉設置は現在考えていない。

志佐) 政府は今年の7月海岸漂着物処理推進法ができ、国の計画が策定されるのではないか。これによると県が対策を練ることになる。本市の焼却場の行進の時期に来ているのではないか。手抜かりなくしていただきたい。


イノシシ被害をなくせ

志佐) イノシシ被害をなくす計画は被害防止計画の作成はされていか。

農林水産部長) 平成2021に鳥獣被害防止特別措置法にもとづき唐津市では20年から22年までの3ヵ年間、唐津市鳥獣被害防止計画を策定し、佐賀県に協議して策定が完了している。この計画に基づいて有害鳥獣対策事業に取り組んでいる。

 計画の内容は、対象鳥獣の種類、被害防止計画の期間、対象地域の選定、鳥獣による農林水産業等にかかる被害の防止に関する基本的な方針、対象鳥獣の捕獲に関する事項、防護柵の設置、その他の対象鳥獣の捕獲以外の被害防止策に関する事項、被害防止 策の実施体制に関する事項、捕獲等をした対象鳥獣の処理に関する事項、その他被害防止施策の実施に関し必要な事項を定めている。

 目標は、イノシシに関する駆除の目標は年間1500頭を捕獲することで実施してきた。

志佐) 20年度は1762頭捕獲実績がある、年間の目標は既に超えているのではないか。

旧自治体で把握されているか。イノシシの被害は、唐津市として増加傾向とみているか。

農林水産部長) 被害状況は旧市町村ごとに把握している。最近の被害は増加傾向にある。

志佐) イノシシの駆除員は誰でもできるのか。猟友会と駆除員の違いは。駆除員は班があるのか。好きなところに入れるのか。

農林水産部長) 駆除員は20年度142人。21年度153名。駆除員の従事範囲は旧市町村別で班を作り活動してもらっている。組織的に行うときに人的な不足がある場合、集中してやらなくてはならない場合、他地区からの応援、他地域の方が区域外に入る場合に事前の了解を得て協力して駆除することは合意されている。

志佐) 区域外の駆除については法令で決められるか。

農林水産部長) 合併後協議会も合併した。これまでの習慣で旧市町村単位の駆除をする形になっていた。しかし、他の地域に入る場合には入域する地位の役員さんの事前に連絡して同意をしていただくことが協議会で合意がされている。従事者証は数量の許可数をうたっている。それ以上の捕獲する場合は、改めて追加の申請をしていただく。

志佐) 法令は明確な答弁はなく、これまでの慣習でされている。それは、対策協議会の内部のことであり、従事者証にそうなっているか。

農林水産部長) 唐津市の要綱にもとづいてしている。

志佐) 友達の要請にもこたえられないか。

農林水産部長) 唐津市内で許可にしている。猟友会の了解があればよい。

志佐) 班長の名前の公表はされているか。

農林水産部長) 市として最大の情報提供をしたい。

志佐) 箱わなを市として積極的に設置して欲しい。

農林水産部長) 最近の箱わなは大きい。170基を活用されている。数人のグループで効果的に150基を追加している。必要とあれば数を増やすことを検討したい。

志佐)  購入予定の箱わなの大きさはどのくらいか。現在どのくらい設置してあるか。150基はどのくらいか。浜玉の駆除員の方は、旧唐津市の自分の畑に箱わなが置けないという弊害がでている。時期が重要だ。緩和措置はないか。

農林水産部長) 箱わなの形状は、大型しても人手で運ぶのは限界がある。軽自動車に載せられる100キロ未満のものに限らせてもらっている。駆除員の高齢化、離島にも被害が増えてきた。今回購入する箱わなは軽量化されたものを同時に購入したい。

 自分の土地があって自分が駆除できないということではない。地域の駆除員さんとの間で話し合いがされ問題が解決したと聞いている。

志佐) 駆除員の数は増えているが、下場に比べて上場のほうが少ない。駆除員の数も増やしてもらいたい。箱わなも増やしていただきたい。

公民館活動を充実させるために

志佐) 公民館活動を充実させるために地域を元気にさせる行政の施策は、どの程度自治公民館に活用されているか。役員が支援策を活用するかにかかっている。利用促進のための説明会を役員対象にされているか、また、活用されているか。

教育部長) 補助施策として、市の単独で自治公民館活動活性化事業がある。青少年育成および世代間交流、伝統文化の継承など5万円を限度に対象経費の2分の1を補助するもの。

 周知については、毎年度1回から数回駐在員会、区長会、自治公民館長会等の折に直接説明を行い、公立公民館を通して公民館運営審議会や駐在員会、窓口などで周知してる。実績は、平成18年度に16の自治公民館に77万1千円補助している。19年度に11件、51万6千円、20年度7件、30万9千円補助。祭り、盆踊り、運動会、交流会活動などに行っている

志佐) 地域のかかえる課題を先進地の取組みを紹介し、課題の克服を職員がやるべきだ。現実的に教えるほどやっていただけないか。

 

教育部長) 自治公民館の助言等の支援は、今後公立公民館と連携し、公立公民館長から自治公民館へ本事業の周知や助言を先進的な事例紹介を行い、実質的な学習や講座、社会参加活動への支援並びに公民館運営への組織づくりについて助言、指導で自治公民館の活性化を図りたい。

<吉原真由美>

 鏡山観光施設の問題点と対策

吉原) 観光地としての鏡山の認識、位置づけについて。地域住民との意見交換会でどんな意見がでたか。観光客の意見をどう反映していくのか。

建設部長) 観光開発における鏡山の位置づけは、唐津湾全体を虹の松原、唐津江や全体を見渡せる眺望点として、桜、つつじの名所として、さよ姫伝説の歴史、ロマンのポイントとして唐津にとって最も重要な観光ポイントの一つである。

 鏡山山頂には平成20年度719千人の観光客が訪れている。

建設部長) 意見交換会での意見は、84日に行った山頂住民、地権者、県などの42名が出席、意見には、安全な水の確保で水のみ場が求められている。トイレの水が飲めないという表示がされている。トイレのにおいがする。山頂池の水質の悪化、護岸工事の必要性、防護策の設置の必要性、眺望の確保のため民有地の確保が必要。登山道で道路が歩きにくい。ゴールデンウイーク中の車の渋滞。駐車場の三叉路での渋滞。歴史的認識を持った施設等の整備。

 観光客の意見の反映は、出された意見や要望等の整理分析を行っている。今年の7月県が発注し、基本計画の中に観光客からも意見を聴取する業務が入っている。時期や実施方法を県と協議したい。

吉原) 大駐車場の水はどこから引いているか。また、汚水の排水は。

建設部長) トイレの手洗い水は池のそばのボーリング井戸からくみ上げ、貯水タンクで消毒し、利用している。この水は、毎月9項目の検査をしている。循環式トイレが臭いという意見があるが浄化槽が適性に稼動している状態でのにおいはないのではないか。

 トイレの浄化槽の処理水は、トイレ5ヵ所、県道の側溝、排水講をとおり山頂池の放流口北川、南側斜面へ流されている。処理水の水質は、毎月2回8項目の点検し放流水としての問題はない結果となっている。

吉原) 水洗トイレの水は同じところから取水しているか。

建設部長) トイレ用の水はトイレ内での循環式。

吉原) 水のみ場が4ヵ所あるがなぜ水がでないのか。佐賀県は、池の水が減り、水のみ場のバルブを閉めた。といわれた。市の認識は。

建設部長) 6カ所の水のみ場が設置されていた。いま4ヵ所ある。県は、はっきりした理由は残っていない。平成6年度に溜池の水を落としたことにより、公園内の井戸水が枯渇したときにトイレの手洗い水を節水した経緯が残っている。この時期から水のみ場を使用しなくなったのではないか。

吉原) なぜ14年もほったらかしたのか。

建設部長) 県に問い合わせたところ、これまで、理由は詳しくはわからない。この間、県と回復のための協議してこなかった市として管理責任があったのではないか。

吉原) 水か不足することは認めるか。

建設部長) 年間1541トンで。月76トンから211トン。公園で使用する水は足りている。

住民の方はどうか調べていない。

吉原) 生活用水は個人の方が井戸を持っている。溜池の水利権は森林組合にある。泥水が井戸にはいっている。貯水量の絶対量が不足している。水洗トイレの水を確保するため、水のみ場が閉じられている。安全な水が必要だ。山頂に上水道を設置した場合平成7年には2億円かかるといわれたが、今だったらどれくらいかかるか。維持管理費はどれくらいか。

水道部長) 水道管からポンプアップすると総事業費が3億円かかる。維持管理は約100万円。

吉原) これができる可能性はあるか。

水道部長) 全市に上水道を普及する立場と、料金収入で上水道を運営してるので、企業会計の立場がある。鏡山山頂への上水道設置は、2点問題点がある。3億円の費用が見込まれる。補助があっても18千万円の設備投資、運営は水道料金でまかなうと、年間100万円くらい。設備投資費を回収できない。償還利息年間350万円かかる。

 ポンプアップして3キロあげると需要との関係で滞留し水質の管理面がある。

吉原) 全市に上水道を引くという立場での解決策は。

水道部長)  簡易水道については、難しい。既存の井戸水を使ったやり方があるのではないか。

吉原) 観光地であり、水のみ場を解決したい。新しく水脈を確保。溜池の水量、地下水の絶対量が不足するのではないか。鏡山でも唐津市の水か飲めるという宣伝で客を増やすことができないか。

 市長は山頂の水問題をどう考えているか。佐賀県の責任で上水道を整備させることを強く要望しては。

市長) 県はプルサーマル交付金での鏡山の山頂整備が計画されている。重要な課題であると考えている。現在のボーリング井戸の水量、水質、今後の水需要に耐えうるものなのか、県とも詳細に協議し、調査してみる必要がある。

意見交換会の意見、要望あわせて地元としてできることは、県に申入れをし、提案し要望したい。

吉原)  登山道からも景色が見えるようにしてもらいたい。まるいテーブル、椅子が雑木の中に埋もれている。

市長) 地権者に承諾をしていただき伐採をしている。そのような場所があれば建設部に見に行かせ、必要な伐採をしたい。

 

不幸な犬、猫をつくらないように

吉原) 捨て猫などの苦情が多い。市民からの相談件数、内容はどのようなものがあるか。

市民環境部長) 犬や猫に関する苦情は、17年度9件、18年度13 19年度23件、20年度17件寄せられている。よその飼い猫や野良猫が自分の敷地内に糞尿して困る。近所に野良猫にえさをやる人がいて野良猫が増えて困る。自分の土地によく捨て猫がある。唐津保健福祉事務所にも20年度中に同じような苦情が78件寄せられている。

吉原) 山梨県の北斗市などで、避妊や去勢手術の一部を補助しているが唐津市ではとりあげたことはないか。

市民環境部長) 全国では山梨県、香川県で複数ある。九州では福岡市や熊本市などで数カ所している。佐賀県内では伊万里市と有田町で構成している伊万里西松浦地区衛生協議会でおこなっている。飼い猫1頭当たり3000円を補助している。

 獣医師の意見は、不妊、去勢術は有効であるが、飼い主の意識が低い。飼い主の動物愛護精神の啓発のほうが必要だ。

 本市は愛玩動物を飼う場合の費用は飼い主の自己責任という立場である。市報を通じて飼い主のとしての責務やマナーを十分啓発をはかりたい。

吉原) 伊万里市では独自に補助をするということ。市民を交えて話し合える場を作っていただきたい。苦情が多いということを考えてすすめてもらいたい。

 

  

<浦田関夫>

玄海原子力発電の諸問題について

浦田) 玄海原子力発電所周辺で白血病の死亡者が多いのではないか。厚生労働省の調査で、佐賀県内で平成19年度に79人が白血病で亡くなっている。内唐津市18名、玄海町4名。ドイツ政府は、2007年原発周辺で5歳以下の子どもの白血病にかかるリスクが、居住地との距離が近いほど増加することを発表している。唐津市でも調査すべきである。

保健福祉部長) 佐賀県保健統計年報によると平成19年度で人口10万人あたりの白血病の死亡率は、全国平均6.0人、佐賀県9.2人、唐津保健福祉事務所管内16.3人と高くなっている。なぜ高くなっているか県で把握できていない。しかし、白血病での死亡率が高い地域は、鹿児島県が全国1位、2位長崎県、3位宮崎県となり九州は白血病でなくなる方がたいへん多い地域となっている。原子力発電所の設置県の死亡率は、鹿児島県以外は佐賀県より低い状況。原子力発電所のある周辺の市町村は今後把握していきたい。

浦田) 原子力発電所周辺で多いことは調査すべきではないか。

総務部長) 国、県の専門機関へ依頼し調べて聞いてみたい。

浦田) 原子力発電所周辺の海に温帯地域にしか住まないニセ黒なまこがいる。九電の原子力発電所では熱量の3分の1しか活用されず、あとは温排水として海に捨てられている。大量の温排水が出ている。環境に影響を与えないはずがない。

総務部長) 県の玄海水産振興センターで調査しているが生息は確認してない。

浦田) にせ黒なまこは毒性があり食べられないものだ。環境安全連絡協議会で調査をもとめたい。

総務部長) 毎年佐賀県環境放射能技術会議で調査している。指摘のニセ黒なまこのことは調査の結果出てきたことは知らせたい。指摘のにせ黒なまこは発見されなかった。

浦田) どのくらいの温排水を排出しているのか。

総務部長) 1号機、2号機の合計が毎秒70トン、3,4号機の合計が毎秒160トン。

5度から6度以内の温度上昇程度。 

浦田) 原発の温排水は一日あたり1中のプールの水56800杯分ぐらい排出されている。相当な影響があるのではないか。温暖化を加速させているのではないか。

 MOX燃料の再処理もできない状況でうまく稼動するか。使用済み燃料が玄海原子力発電所に留め置かれるのではないか。

総務部長)  環境安全連絡協議会が開かれ、使用後も永久に玄海原発に留め置くことはないと明言されている。見守りたい。

浦田) 避難道路は早急に改修しなければならないのでは。

建設部長) 緊急に整備が必要なところは国道6、県道7、市道など14路線の要望ヵ所がある。早期整備が必要であるのと認識している。国や県に要望しながら早期の実現を図りたい。

浦田) 遅々として進まないので、年次計画ですることが必要。唐津北波多線はどうする。

建設部長) 当初の計画では遅れているが平成22年度には完了予定と。重川内から竹木場までの第二工区は、今年度に予備設計し道路の法線をきめたい。実施年度は未定。

固定資産評価替えについて

浦田) 固定資産評価替えについて、納税通知書を納税者が見落としてそのまま課税された事例がないか。今回の新課税と消滅件数と金額、苦情や相談件数の調査結果は。

総務部長) 新たな固定資産税の評価システムについて土地や家屋の評価替えを見直しているが、家屋について航空写真と課税台帳が一致しない家屋について調査し確認をしている。そのなかで未評価家屋となっているものは新に課税する。滅失してるものは台帳から落とす。新に11年度に課税対象となってものが3777件、税額21464千円、滅失したのが42件、1823千円。調査に対して苦情や相談は119件。

浦田)  調査がずさんではなかったか。倒壊寸前の倉庫に課税したのではないか。

総務部長) 航空写真をもとに調査をした。

浦田) 職員は課税する権限がある。現地で調査表があるので、十分な実地調査がされていないのではないか。  

総務部長) 未評価家屋件数が12067件、そのうち調査を要するのが8373件出た。業者に資格を与え研修会を行い立ち入った。対象が4142件すべて連絡をし、問い合わせも119件あり、再度確認をした。

浦田) 家屋評価の新規家屋課税対象についてという文書がある。上から下を見たような形になっている。異議申し立てができるのか。いつまでにしなければならないのか。わからない。親切な行政をもとめる。

総務部長) 不快感をもたれた人もあったのではないか。改善もしていきたい。

浦田) 壊れたかけた物置にも課税されている。デジタルでなくフィルム撮影に変更したからではないか。

総務部長) フィルム撮影をしてデジタルオルソという作業をする。距離のゆがみを直す。字図を照合する。そこに建っているのも判断する。屋根だけでは判断できないが。デジタルかアナログかでそれがおきたのか明確には判断していない。倒壊寸前という部分は当然課税対象外となる。紹介を出した。確認するために全筆紹介している。

浦田) 市民にわかりやすい行政をしなくてはならないか。他にもあるのではないか。デジタル撮影にしなかったのが市民に影響を与えているのではないか。

総務部長) 一定の期間に一斉調査、一斉課税の方法をとり、個別の調査が不行き届きであったかもしれない。疑問の点はすべてはがきで案内を出した。案内の仕方がまずかった。ということであるが、事後でもおかしいということであればさかのぼって修正する。お知らせを願いたい。

浦田) どういう形で周知徹底をするか。

総務部長) 不動産の取引、通常は頻繁にないので、一斉調査をすると疑問があり問い合わせも多かった。今年の調査もあるので、周知をする中で課税明細書等も確認していただきという文をつけ、周知したい。

浦田) 来年課税されるは郡部の方か。3年に1回の評価替えではないか。

総務部長) 3年の一度は固定資産の評価替え、今回はこの時期に合わせ統一的な調査を始めた。随時調査しているので当然かかってくる。これまで未登記、未確認であったものがそれだけの件数が上がってきた。 わかった時点で課税をしていくのは当然。

浦田) わかりやすい課税、周知徹底、どれが新規なのか。一目でわかる通知書をつくることは。

総務部長) わかりやすい課税は同意見である。新しく課税するもの表し方は、今まで未確認であったものは11件紹介し、現地確認する。わかりやすい課税明細書は、研究したい。

浦田) 航空写真のデータをどのような課で活用されているか。

総務部長)  基本データは各課が保有するデジタルデータと統合して計画通り運用している。9月4日現在で48960件利用している。

特別養護老人ホームの運営状況

浦田) 特別養護老人ホームの運営について、職員と入所者が深い信頼関係で運営されなければならない。実態はどうなっているのか。施設の入居状況、待機者、職員の待遇についてその傾向は。

保健福祉部長) 市内に9施設あり、定員は608人、8月末で入所者数は601人、待機者数は1043人。各施設により19人から277人とばらつきがある。看護・介護職員48名内正規職員45名。介護職員361名内正規251名、昨年91日から1年間での退職者は看護職員7名、介護職員47名。

浦田) 「ちぐさの」が民間移行はどのようにされているか。

保健福祉部長) 天寿会側から9月24日までに整備計画を市に通知してもらい。22年の県の予算に組み入れてもらい、23年4月に新設できるものと考える。

浦田) 地域との連携は引き継いでいるか。

保健福祉部長) 天寿会に引継ぎたい。

浦田) 納入業者を地元業者の使うことの指導は 

保健福祉部長) 引き続き長期間守られるよう今後も見守りたい。

長松大橋交差点の完全時差信号機の設置

浦田) 長松大橋交差点は、肥前方面から和多田方面への時差信号が未設置であり、右折するとき渋滞する。長松大橋の完全時差信号方式で渋滞解消を求める。

建設部長) 唐津警察署によると、併設するためには信号機のサイクルタイムの中に県道側の右折時間帯を設けなければならないが、そうすると国道側の直進時間の短縮が必要となり、朝夕と通勤時間帯には国道側のさらなる渋滞が考えられる。県道側の右折レーンの滞留延長が若干不足していることで県道側には設置されなかった。

浦田) 時間帯の調査をされ、市から要望せよ。

建設部長) 警察に要望したい。