市民厚生委員会視察報告 吉原まゆみ
7月14日から7月15日にかけて広島市、尾道市を市民厚生委員会で視察しました。
広島市子ども療育センターは全国に25か所しかない難聴幼児通園施設(定員30名)をはじめ知的障害児通園施設(30名)肢体不自由児通園施設(40名)に就学前の子どもたちが毎日通園するところでした。私は唐津市の障害者福祉会館が新しくなる計画があるので参考にしたいところを撮ってきました。それは黄色の壁のあるトイレは「唐津」です。ドアがついているのは広島です。同じように障がいをもっている就学前の子どもを見ているところなんですが、私はドアがある方がいいと思います。広島のこの施設に入るには3ヵ月待機になっているそうです。
 情緒障害児短期治療施設「愛育園」に泊まることができるのは28名、自宅から通う通所は15名で診療所も併設されていました。治療と教育と生活の3つの領域を重ねていました。
 
使用済みてんぷら油のバイオディーゼル燃料化について
 天ぷら油回収とバイオディーゼル燃料の製造を事業化した 民間企業の株式会社山本衛星を視察しました。
 下水道施設管理、一般廃棄物の収集・運搬を仕事としている、山本衛星さんが、トイレにてんぷら油を流しているのをみつけたのがきっかけで「なんとかしなければ」と、この燃料つくりを思い立ったと説明がありました。
 事業者の提案をうけて尾道市が動き出し4年目といいます。てんぷら油は市が回収し(市民はペットボトルにいれておく)業者に渡し、再生する順番になっていました。ただディーゼルは排ガス規制があって使用できる車が少なくなっている。新しい車は使えない(5年以上に限る)、市の持ち出しも多くリサイクル貧乏ですと悩みも出ました。
 唐津は漁船にこの燃料を使えないかと思案中のようです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
尾道市の且R本衛星で説明を聞く