唐津人形浄瑠璃保存会

平成29年(2017年)から平成26年(2014年)までの活動報告です。




第9回定期公演開催を開催しました。

 平成29年の年の瀬。本年の締めくくりとなる定期公演を開催しました。多くの方にご覧頂き、新しい年を迎えるにあたり、心温まる冬の日を楽しむことができました。
 あらためて、今年一年、お話になりました「海浜館」の皆様、そして、私たちを応援して頂いた多くの方に感謝を申し上げます。
 また、唐津人形浄瑠璃保存会の設立当時から、大変お話になりました衆議院議員 古川康様にもご来場頂き、私たちにエールを送っていただき、これからの私たちの活動の励みになりました。
 その様子をご覧いただけたらと思います。

  日 時 平成29年12月17日(日曜日)午前11時~
  会 場 海浜館 唐津本店
  演 目 寿式三番叟
      衆議院議員 古川康 あいさつ
      三味線演奏
       曳山ばやし
       津軽じょんがら節
      日本舞踊
       松浦潟  踊り 面谷郁子
      傾城阿波鳴門
      ヨイトマケの唄

定期公演の様子は、こちらからご覧いただけます。
下の画像をクリックして下さい。


三 番 叟 衆議院議員 古川康 様
あいさつ
三味線演奏 日本舞踊
傾城阿波鳴門 ヨイトマケの唄




平成29年度 唐津市民文化祭 義太夫の会
佐賀新聞(平成29年10月17日付け)に載りました。

平成29年10月17日付 佐賀新聞





唐津人形浄瑠璃保存会に関する話題が
徳島新聞(平成29年9月21日付け)に載りました。

平成29年9月21日付 徳島新聞





ロンドン・ケンブリッジ紀行が新聞に載りました。


今年度も入野小学校3年生は、浄瑠璃学習を頑張っています !!

 本年度も入野小学校(増本淳子校長)で浄瑠璃学習が行われることになりました。
 毎週、竹本鳴子大夫と保存会員で学校に伺って、子供たちと一緒に人形浄瑠璃を楽しんでいます。
 今年の3年生は16人です。年々、人数は減ってきていますが、素直に人形浄瑠璃を楽しんでいる姿は変わりません。
 私たちも子供たちに負けないように練習に励んでいきたいと感じるひと時です。



唐津のひいな遊び ~まつらの姫達の宴~ で公演をしました。
平成29年3月4日(土)

三 番 叟

傾城阿波鳴門



竹本鳴子が新聞で紹介されました。

2017年1月11日付
西日本新聞

2017年2月5日付
西日本新聞




 今年を締めくくる唐津人形浄瑠璃保存会の納会を開催しました。会員一同、今年を振り返り新年を迎えるにあたり、気持ちを新たにしたところです。
 納会の締めには、会員一同で余興で楽しみ親睦を深めました。余興の様子をご覧いただけます。
※ご覧なされる方は、画像をクリックして下さい。






「竹本鳴子太夫」が新聞で紹介されました。

平成28年12月15日付 西日本新聞
※ 拡大して観る。




義太夫の会を開催しました。(10月2日)

 義太夫の会を相知交流文化センターで開催しました。多くの方にご来場いただきありがとうございました。
 この中から人形浄瑠璃「二人三番叟」「傾城阿波鳴門」の様子をご覧いただけます。
 (画像をクリックして下さい)
「二人三番叟」
三味線鳴物
池田禮子、池田カクエ、池 泰子、岩崎チエ子、大久保 剛、中田扶美、鍋島敏明、西浦美保子、原野智子、秀島富子、松尾みどり、村上和彦、矢島悠揮、吉村京子、吉川るり子、森 佐和子(中3)
人 形
池田易子、太田弘子、加藤眞知子、木村ちづ子、堤 尭子、別府節子、牧野照代、八頭司俊子
「傾城阿波鳴門」
浄瑠璃 入野小学校3年生
    野村恵子
三味線 竹本鳴子
人 形 入野小学校3年生
    唐津人形浄瑠璃保存会

※ 入野小学校3年生
石田蒼依、井上輝星、井上瑛斗、井上 陸、井本健太、北原真翔、北原優咲、草場愛佳、宗田強希、武田颯太、徳田希煌、徳田雪那、名古屋美空、吉田圭吾、吉田周平、渡辺亜緒

※ 唐津人形浄瑠璃保存会
池田禮子、太田弘子、加藤眞知子、木村ちづ子、堤 尭子、別府節子、牧野照代、八頭司俊子



竹本鳴子太夫(保存会会長)
第43回「佐賀県芸術文化賞」を受賞されました!!

 唐津人形浄瑠璃保存会会長の竹本鳴子太夫が、2月7日(日)、白石町総合センターで開催された「佐賀県文化フォーラム」の席上、栄誉ある賞を受賞されました。
 この賞は、佐賀県内では毎年二人に授与されるもので、竹本先生の長年の県内外での地域における伝統芸能の指導・伝承活動や2011年5月、唐津人形浄瑠璃保存会を設立し、市内の小学校で指導に取り組むなど文化の継承に力を入れていることが評価されました。
 2月19日には、竹本先生と会員2人が唐津市役所を訪れ、坂井俊之市長に受賞報告をしました。
 また2月28日、保存会員でささやかな祝賀会を行いました。
※ 佐賀新聞の記事はこちらから



いろんなイベントに出演しました
11月29日(日)
唐津伝統文化コーディネーター養成講座出演
テーマ「浄瑠璃への扉」 講話、対談、人形浄瑠璃

12月2日(水)
唐津市立鬼塚小学校公演(児童、職員対象)
人形浄瑠璃

12月5日(土)
多久市立西渓小学校公演(児童、保護者、職員対象)
人形浄瑠璃



伝統文化講演会「九州人形芝居フェスティバル」
平成27年11月22日(日)

 唐津市民会館において「九州人形芝居フェスティバル」を開催しました。この会は、九州各県にある人形座が、お互いの親睦と技芸の向上を目的に、2年ごとに各県廻りで開催しているものです。
 唐津人形浄瑠璃保存会は、2011年に設立。年月は浅く、会員の年会費だけで運営をしていることなど、他の九州の座と事情がかなり違っていて、不安が多々ありましたが、開催順番がきていることや伝統文化継承のことを思い、開催への決断をしました。幸い、行政や事業団からの格別な支援、協力を頂くことができ、又地域の方々の御厚情などにより無事、開催できましたことに深く感謝しております。
 当日は、唐津市立入野小学校児童や鬼塚小学校児童、九州各県から8団体の人形座が出演しました。
観客の方も唐津市近辺の方々はもちろん福岡市、春日市、太宰府市、前原市、佐賀市、神埼市、鹿島市等々、県内外からもたくさんの方々が来て下さいました。
 早稲田大学名誉教授で近松門左衛門の研究者である鳥越文蔵先生や唐津の人形の制作者であり、「阿波の名工:徳島県卓越技能者」でもある徳島県の「二代目人形健(本名:多田弘信さん)」も来唐して下さいました。
 鳥越先生は、「近松門左衛門と唐津」の演題で「講演」、そして「竹本鳴子大夫との対談」をして頂きました。
 二代目人形健さんは、「人形制作実演コーナー」で、人形に関するいろいろなお話、実演をして頂きました。唐津では初めて人形に触れる方も多く、人形健さんの誠実な人柄の溢れる対応に人気のコーナーとなりました。
 唐津の保存会(私達)も、オープニングセレモニー祝演で「寿式三番叟」を初めて、大きな舞台で披露しました。
最後までたくさんのお客様が在席、鑑賞下さって、今大会が成功裡に終了できましたこと、関係者一同、感謝しております。



日本伝統文化講演会
「九州人形芝居フェスティバル」

日 時
平成27年11月22日(日)
開場 9時30分/開演 10時00分
会 場
唐津市民会館 大ホール

オープニングセレモ二ー
10時00分  祝演「三番叟」
唐津人形浄瑠璃保存会
10時40分 
鬼塚小学校
「なして おんつか?」
11時05分 
入野小学校
「傾城阿波鳴門~巡礼歌の段」

第一部
11時35分  鳥越文蔵氏 講演会
「近松門左衛門と唐津」
12時05分  対 談
鳥越文蔵氏と竹本鳴子大夫

第二部
13時15分  「三番叟」
伊加利人形芝居保存会
13時30分
 「日高川~安珍清姫道行の段」
 北原人形芝居保存会
14時00分  「釣女」今津人形芝居保存会
14時35分  「御所桜堀川夜討ち~弁慶上使の段」
  旭座人形芝居保存会
15時10分「日高川入相花王~渡し場の段」
  勝浦人形浄瑠璃保存会 
15時40分 「おさん茂兵衛」唐津人形浄瑠璃保存会 
16時15分 「伊達娘恋緋鹿子~火の見櫓の段」
  皿山人形浄瑠璃保存会 
17時00分  閉 会

 ほぼ予定通りに終了しました。



「城内夏祭り総踊り大会」で"三番叟"を披露
平成27年7月25日(土)

 「伝統芸能 夏の夜」を盆踊りと共に皆で一緒に楽しみましょう"ということで地域の方からの要請で、神社前に設置された舞台で「三番叟」や「三味線演奏(炭坑節ほか)」などを披露。地域の方々との交流をしました。

人形浄瑠璃「三番叟」唐津人形浄瑠璃保存会
三味線演奏 三番叟・炭坑節他
  唐津人形浄瑠璃保存会 
能上演  能楽師 多久島法子
二胡演奏 西村 
日本舞踊 藤間流・花柳流
盆踊り(唐ワンくん音頭・唐津小唄など)
 大志小学校(にちぶっこ)など
 
会 場  唐津神社前広場
主 催  城内観光商工振興会

※ 画像をクリックすると動画を観ることができます。



「420クラスヨット世界選手権2015」
選手および役員対象に上演!
平成27年7月22日(水)

 平成27年7月17日(金)~25日(土)まで上記の大会が、唐津の県ヨットハーバーで開催されました。
 22日の競技が終わったあとのレセプションの中、19時30分ごろから世界22カ国の選手やコーチ、家族ら約450人を前に、野外のテント内に設置された舞台で唐津人形浄瑠璃保存会員23名が出演、「人形浄瑠璃」と「三味線」を披露しました。
 丁度、梅雨で雨が続いている時で、当日も小雨、風も少しあって舞台の上は、濡れていました。足袋などが湿って少し大変でしたが、日本の伝統文化を楽しみ喜んで頂いたようで、嬉しく思いました。

<演 目>
 人形浄瑠璃「傾城阿波鳴門」
   大 夫  竹本鳴子 竹本友子
   三味線  鶴澤鳴庄
   人 形  唐津人形浄瑠璃保存会
 三味線演奏「潮来出島」他
   舞 踊  面谷郁子
   三味線  保存会員

 唐津ケーブルテレビが制作・放映しました。
「竹本鳴子 浄瑠璃に生きる」がご覧いただけます。



「三番叟の人形」が増えました。

 12月1日、保存会に2体の人形が増えました。
 (作者は、徳島県の2代目人形健さんです)
 今年、金子財団から助成金を頂いたおかげで、購入することができました。感謝 !!
 平成27年11月22日に唐津で開催の「九州人形芝居フェスティバル」の成功を願って三番叟を演じます。
 保存会員一同、これから新しい演目の練習に励んでいきたいと思っております。


 

「神埼日本伝統文化の饗宴」に出演 11月23日(日)

 神埼市で毎年、開催されている「神埼日本伝統文化の饗宴」に、平成26年度の「ゲスト」として出演しました。

  主 催  神埼日本伝統文化の会
  後 援  神埼市 神埼教育委員会他
  場 所  はんぎーホール
  演 目  傾城阿波鳴門
  出 演  大 夫 (竹本鳴恵 竹本友子)
       三味線 (鶴澤友理江)
       人 形 (唐津人形浄瑠璃保存会)

 神埼で30年以上も続いているという地区の方々の「各ジャンルの日本伝統文化の発表」は素晴らしいものでした。
 「人形浄瑠璃」も喜んで頂いたことの声をお聞きし、出演者一同、嬉しく思いました。



いろいろな文化祭に出演しました。

唐津市相知地区市民文化祭 11月8日(土)
  大 夫  竹本鳴恵 竹本友子
  三味線  鶴澤友理江
  人 形  唐津人形浄瑠璃保存会

唐津市肥前産業文化祭 11月9日(日)
  大 夫  入野小学校3年生 竹本鳴恵
  三味線  鶴澤友理江
  人 形  入野小学校3年生
  人形後見 唐津人形浄瑠璃保存会

第3回入野小学校文化祭 11月16日(日)
  大 夫  入野小学校3年生
  三味線  鶴澤友理江
  人 形  入野小学校3年生
  人形後見 唐津人形浄瑠璃保存会



クルーズ客船「にっぽん丸」乗客対象の上演
10月17日(金)~18日(土)

 10月16日から19日の予定で神戸港と唐津港を結ぶ"海上のホテル"「にっぽん丸」が唐津に寄港しました。
 お客様は、初秋の唐津で「陶芸、祭り、浄瑠璃」等の日本伝統文化を楽しまれました。
 唐津人形浄瑠璃保存会は、17日と18日の両日、計4回にわたって近松門左衛門ゆかりの近松寺において人形浄瑠璃を上演しました。
 終了後は、観客の方々と竹本鳴子大夫や三味線の鶴澤鳴庄との語らい、人形との触れあいの中から、いろいろな年齢層の皆さんからの満足して頂いた感想をお聞きすることができ、出演者一同、嬉しく思いました。
 近松寺の和尚さんの細やかな計らい、配慮のお陰で多くの皆さんに喜んでいただきましたこと、感謝しております。
  <演目> 傾城阿波鳴門~巡礼歌の段
  <出演> 大 夫  竹本鳴子
       三味線  鶴澤鳴庄
       人 形  唐津人形浄瑠璃保存会



「レーザー4.7級ヨットユース世界選手権2014」
で公演しました(8月11日)

 8月8日(金)から8月15日(金)までに唐津市で開催された世界ヨット大会に参加された選手や関係者約100人を対象に、唐津市の「りふれホール」で公演をしました。
 ※「ユース」の年齢層は12歳から17歳
 訪れた外国人選手たちはスクリーンに映し出された字幕を見ながら、日本の伝統芸能を鑑賞。
 この日のために、入野小学校3年生も夏休み中も登校して練習を重ね、初めての舞台出演をしました。また飛脚人形遣いとして、竹本鳴子大夫の二人のお孫さんもチャレンジ、デビューをはたしました。

演 目 「傾城阿波鳴門~巡礼歌の段」
出 演
 太 夫  竹本鳴子 入野小学校3年生
 三味線  鶴澤鳴庄
 人 形  唐津人形浄瑠璃保存会
      森佐和子(中学1年)
      山﨑美紗子(小学4年)

 担当部署である唐津市の文化振興課の方々、大河内会長をはじめとする「国際ソロプチミスト唐津」の方々、田中丸会長をはじめとする「国際ボランティアガイド」の方々が協力しての「市民サイドでのおもてなし」の企画・運営でした。
 外国選手の方々も、日本の伝統芸能鑑賞や交流会を通して、試合の合間のひとときを楽しんで下さいました。



福岡女学院大学生涯学習センター
「特別講座」に出演(7月19日)
人文学教授の東先生とコラボレーションしました。

 7月19日(土)、午後、大学主催の上記の特別講座が開催されました。
大学内の「エリザベス・リーホール」で「人形浄瑠璃を味わう」という特別講座において、近松半二作「傾城阿波鳴門」から「なぜ観音廻りなのか」という同大学・大学院教授、文学博士の東茂美先生の講演のあと、「傾城阿波鳴門(巡礼歌の段)」の上演をしました。
 福岡市や春日市からも多くの皆さんが参加されていて、講演と実演のコラボを楽しんで下さいました。東教授の講演もわかりやすく、またセンター長でもある岩井教授の人形解説等で、参加の皆さんにとっては充実した時間を過ごされたようでした。竹本鳴子大夫にも「感動しました」との声がすぐに寄せられ、東教授や岩井教授(センター長)とのコラボの機会を得ましたことは、私達にとりましても大きな財産になりました。



支援センター「浜玉荘」の慰問をしました。

 7月21日(月曜日:祭日)に「浜玉荘」(浜玉東山田)の慰問に行きました。
 三味線演奏、歌、踊り、人形浄瑠璃(一部)等を披露しました。
 入所者の方々から喜んでいただき、また笑顔に触れて保存会員一同、元気を頂きました。
 なお、浄瑠璃では、鳴子大夫の孫の佐和ちゃんが竹本鳴恵大夫との掛け合いで語り、大夫としての初デビューをしました。
 保存会の後継者として期待の星です!



2014 仲代達矢&仲代圭吾・行代美都
「独り芝居とシャンソンのハートフルコンサート」
「前座公演」に出演しました !!

 平成26年6月19日(木)唐津市民会館で18時30分から開催された上記公演の「前座公演」に、保存会と響のメンバーが出演しました。
前座公演の後は、私達も仲代達矢さんの「独り芝居と歌」そして、仲代圭吾・行代美都さん夫妻の「シャンソン・カンツォーネ、ピアノの弾き語り」をたくさんの観客の皆さんとともに楽しみました。
 三人とも気さくでお人柄もよく、やはり素晴らしいオーラがありました。

【前座公演】
 浄瑠璃劇「鯛女房」~唐津の民話~
  竹本鳴子 鶴澤鳴庄 面谷郁子
  北口富子 野中末尋 浦川忠敬



「慰問」をしました!
グループホーム「こはる園」(唐津市)を慰問
【5月18日(日)】

 施設の広さの関係上、三味線や歌、踊りを披露しました。
 「十九の春」の歌の際には涙ぐむ人や炭坑節の歌・踊りには反応を示す人も多く見られ、入所者の方々が大変、喜んでくださって私達も嬉しかったです。
老人保健施設「のぞみ」(唐津市)を慰問
【5月28日(水)】
 三味線と踊りそして人形浄瑠璃を少しだけ披露しました。
 三味線や歌のときは手拍子をしたりまた、一緒に歌ったりされている方々もおられました。人形浄瑠璃では、「まだ見たい」様な声が入所者の方から発せられ、動きのあるものへの関心の高さを感じました。その後は、人形と握手をしたり、その際には人形に声かけをしていただいたりと喜んでいただき、私達も元気を頂きました。
 保存会の顧問で、保存会にも何かとご支援下さっている藤﨑理事長さんもお見えになり、人形についての説明などもして頂き、一緒に楽しんで下さいました。感謝!



入野小学校の3年生
今年も「浄瑠璃学習」を頑張っています!

 今年度は、4月24日から毎週木曜日の5時間目に浄瑠璃学習を学んでいます。入野小学校の浄瑠璃学習も今年で4年目になりますが、これまでそれぞれの姉兄が学んでいることもあり、浄瑠璃に対しての興味関心も昨年よりさらに高いように感じます。「継承」「継続」という意味の大事さ・重さを感じます。
 今年はさらに元気のある児童達とのことを聞いていましたので、集中力などで少し不安がありましたが、一生懸命取り組みますし、なかなかのものです。
相変わらずの人なっつこさで大歓迎をしてくれます。「浄瑠璃は大好き」という子供もいて、この一年の成長が楽しみです。



入野小学校3年生が「感謝集会」を開いてくれました

 3月20日、竹本先生や保存会員を招いての「感謝集会」を開催して頂きました。
 教室は、工夫を凝らした飾り付けがされていて、また白板には会員の特徴をとらえた似顔絵が上手に書いてありました。拍手で迎えられ、児童の司会のもと、「義太夫の会」での発表のビデオを見て、感想を述べました。子ども達は、自信に満ちた大きな声で自分の意見を堂々とのべ、心身ともにたくましくなった子供達を実感したひとときでした。
 最後には、歌を歌ってくれ、私達それぞれに感謝の手紙や花束まで頂き、大変嬉しい心温まる感謝集会でした。



鬼塚小学校にて上演

 3月19日、「本物の伝統芸能に触れさせたい」という校長先生はじめ先生方の要望により、唐津市立鬼塚小学校で上演しました。文楽を良く勉強されている校長先生の名司会で、子供たちへの興味関心も高まったように思います。
 会場の体育館から教室へ移動するときは、嬉しそうな、少し怖そうな、いろいろな表情で一人一人、人形と握手して、教室へ帰って行きました。

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問い合わせ先
唐津人形浄瑠璃保存会 事務局
〒847-0043 唐津市新興町2889-16
太 田 弘 子
TEL 0955-74-1920

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